AWS GameDay Partner League Japan Cup September 2022に参加しました

インフラ担当の柴田です。さて、つい先日AWS GameDay World Championshipの予選を突破したブログを書いたところですが、 今回は9月16日に行われたAWS GameDay Partner League Japan Cup September 2022に参加した話をします。 何処からか、あいつはGameDayばかりしてると聞こえてきそうですね。

AWS GameDay Partner League Japan Cup September 2022とは

AWSではAWS GameDayというイベントを定期的に開催しています。 GameDayは、決められた手順書に沿って行うハンズオンとは異なり、用意された課題に対して自分たちで考えて取り組む実践的なトレーニングです。課題を解決するとスコアを獲得できるのですが、ハイスコアを獲得するには、幅広い知識と技術が問われるため、チームで協力してすすめる力も試されます。

AWS GameDay Partner League Japan Cup September 2022は、日本のAWSパートナー企業向けに開催されたGameDayです。

私たちのチーム

社内でメンバーを募集したところ、今回は良い感じでメンバーが集まり、フェンリルでは2チームで出場することになりました。

私の所属するチームは、AWSを普段触らない人やAWSの勉強はじめましたぐらいの人がいるので、「エンジョイ勢」を名乗り、もう一方に「ガチ勢」を押しつけお願いしました。

また、ちょうど全員が大阪オフィスに集合できる距離に住んでいるので、オフラインで集まって作業することにしました。

当日はオフラインで集まることに決めました

エンジョイ勢なのでお菓子と飲み物を準備することを強調してます。「ハピチャン」というのは、フェンリルの制度で「社員の、偶発的な出会い、部門を超えたコミュニケーションを積極的に後押しする」目的で、かかる費用の一部を会社が負担してくれます。

私たちのチームでは、4つの部門からそれぞれ1名ずつ参加しているので、この制度にぴったりの状況でした。

GameDay当日

会議室にディスプレイやキーボードなど使い慣れた道具を持ち込み、エンジョイ勢ですが準備だけはガチ勢っぽい感じを整えます。

会議室にディスプレイや愛用のキーボードなどを持ち込み準備万端

お菓子は甘いものとしょっぱいものが両方用意されたので、飽きずに食べ続けられます。

持ち寄ったお菓子たち

ゲームの進め方

ユニコーンレンタル株式会社の新入社員として、すっごい詳細なアーキテクチャ図(1分で書けそう)をもとに引き継ぎを受けます。 どうやら、コストを抑えながら素早い応答ができるインフラを構築するのが目標のようです。

私たちのチームは半分のメンバーがAWSを普段あまり触らないので、みんなで同じタスクに協力して取り組むことにしました。

AWSに詳しいメンバーは「最初はこのサービスを設定すると良さそう」などアイデアを出し、普段AWSを触らないメンバーは「やってみます」と積極的に操作を試していきます。問題が発生すると各々が「○○を見てみます」とか「こういう問題があるのでは?」と声を掛け合いながら、時には「カントリーマアムはココアの方が好き」とか「バンザイ山椒美味しい」とお菓子の情報も共有します。

また、ゲームなので失敗を恐れる必要がなく何でも「やってみたら良いよ」と気軽にやってみるスタイルですすめました。途中動作確認せずにリリースして、エラーを吐いて減点される場面などがあっても「あーなんかエラーでた」「じゃぁ戻すか」と軽い感じで進めました。

スコアーボードで盛り上がる

GameDayではスコアボードが用意されており、ほぼリアルタイムで現在のスコアとスコアのトレンド、順位が確認できます。

フェンリルのもう一方のチームは、いつも使う「GIMLE」というチーム名を使っていたので、私たちからはもう一方のチームの順位がどうなっているのかが分かる状況でした(ちなみに、私たちのチーム名は「Skoll」でフェンリルマニアであれば気づけていた?)。 ゲーム序盤~中盤にかけては、私たちのチームの順位の方が高くスコアも2倍以上差をつけていたので「エンジョイ勢だけどガチ勢に勝てるのでは!?」と盛り上がりました。勿論他のチームのスコアも気になりはするのですが、やはりよく知っているチームのスコアの方が気になります。

後半になるとGIMLEとの差が縮まり、最終的には負けてしまったのですが同僚とスコアを競っている状況は盛り上がりました。

サポート

今回のGameDayではユニコーンレンタル社(AWS)の方がこまめに状況確認をしてくれて、困っていることがあればヒントを出してくれました。「XXXを試しているんだけどできなくてどうしようかなと悩んでる」と話すと、「今回はそのアプローチはできないと思います」といった感じや、「XXXを試してエラーになるから戻した」と話すと、「XXXはYYYの設定とかが必要ですよね」といった感じです。

結構サポートが手厚い感じでしたので、AWSをあまり使っていない人も、ヒントをもとに作業をすすめられたのかなと思います。

結果

42チームぐらい?が参加して11位でした。全体的な順位は気にせずに楽しんだ上でこの順位なら、そこそこ良い結果だったのではないかなと思っています。

Skollは11位でGIMLEは9位でした

ちなみに優勝はクラスメソッドさんのチームでした。

dev.classmethod.jp

まとめ

今回は始まる前からエンジョイしましょうと言っていたのですが、その言葉通りとても楽しめました。順位など気にするつもりは無かったのですが、同僚のチームと接戦になると自然と勝ちたい気持ちになって盛り上がったのも良かったです。

あとは、同じ会議室で作業をしていたので、オンラインと比べてより盛り上がりが共有できたように思いました。他にも、操作に詰まったときに同じ画面を見ながら話をするのがオンラインよりスムーズにできた気がします。

今回のGameDayの難易度的にはベテランの人が腕試しをするというよりは、初級中級の人が楽しみながら腕試しをするぐらいの難易度で、このぐらいのレベル感で社内で提供できれば研修によさそうと思いました。