こんにちは、こんばんは！モバイルエンジニアの澤です。
1年に一回の大規模なiOSテックカンファレンスである「iOSDC2023」が2023年9月1日〜9月3日に開催されましたね！
みなさんはiOSDC2023に参加されましたでしょうか？
今年は9月に入ってもなお続く炎天下で、暑い x 熱いセッションを聞きiOS開発のモチベーションにも火が付いた方がいっぱいいらっしゃるんじゃないかと思います。
私は組織横断したプロジェクト改善やKMP、SwiftPM運用、ドキュメンテーション改善方法などに興味があったので、今回のセッションでは得るものがたくさんありました！ 今週は得た技術やノウハウを活かしたいと思いながら、ウキウキでレポートを執筆させていただいております！
スポンサーブースについて
iOSDC2023ではフェンリル株式会社はダイヤモンドスポンサーとしてご案内をさせていただきました！ 今回のブースでは丸テーブルスタイルと黒いフェンリルロゴが入ったTシャツ、iPadを片手に来場者の方と積極的にお話しできるスタイルを取らせていただきました。
事前配布でフェンリルは靴下を配らせていただきましたが、現地でお配りさせていただいたノベルティはなんと「ソース」です！
なぜソースなの？というインパクトからたくさんの方がブースに寄っていただくことができました。 「大阪の会社だけにソースにもこだわっています。ソースだけにソースコードも！（笑）」のギャグと共にフェンリルを覚えて帰っていただいたことには感謝と嬉しさで一杯です！
Day0
夕方から始まったセッションですが、今回私が参加したセッションは「Swift Packageを使った巨大な依存グラフのキャッシュ戦略」のScipio利用のご紹介や「グループ企業を横断するGENDAにおけるアプリ開発の最大効率化手法」の組織横断テクニックについてなどに参加しました。 フェンリルもお客様と共同開発をさせていただいているので、こういった成功事例を参考にさらに組織改善できたらいいな〜もっと楽しく開発したいな〜とか夢見ながらセッションを聞いていました。 Day0にかかわらず学生さんなども多く来場されていたので意識の高さに身が引き締まりました。
Day1
Day0と打って変わって朝からたくさんの方が来場されていました。 Day1で狙っていた「PushToTalkで作るトランシーバー」や「なぜ、弊社はFlutterを捨ててネイティブ化（Swift / Kotlin）にコミットしたのか」のセッションを楽しみにしていたのですが予想外にみなさんに来ていただいたので、今週末はゆっくりタイムシフトで楽しもうと思っています。 唯一ちゃんと参加できたのは「Mastering SwiftSyntax」でした。SwiftSyntaxのワードだけ耳にして飛び込み参加したような形でしたが、構文木の説明はとても分かりやすく、今後高度なテンプレート開発やSwiftLint拡張、そしてMacroなど難しい内容ですが挑戦しがいがあると感じました。 セッションだけでなく他の企業ブースもたくさん回らせていただきました！ 個人的にとても気に入ったのはエンジニアハンドブックを配っていたWantedlyさんのブースでした。分厚い本にプロジェクト概要がびっしり記載された資料だったので、「いくらですか？」と尋ねたところ無料でいただけたのでとても嬉しかったです！機会があればフェンリルの組織観点と見比べた感想などを共有したいと思います。 各所の企業ブースではクジなどやっており、Ankerの充電器など豪華な景品を出していました。フェンリルメンバーも運良くいただいていたので、こういった景品をもらえるのは現地ならではの楽しみだと思います！
Day2
最終日ということで「やりきるぞー！」みたいな空気が会場が朝からあり、他の企業ブースも積極的に回っている方が多く会場の雰囲気は一段と盛り上がっていました。 当日のセッションは「複雑さに立ち向かうためのコードリーディング入門」に参加しました。調査上手な人はどうやっているのか？複雑な開発を担当した時に陥る負のループはどうしてなのか？など疑問に思っていることを医学的な目線で解説していたので身に染みるセッションでした。 色々なところでネタにされているベアプロも紹介されていたので、私もこれを機に人形の前でぶつぶつ呟いてみようかと思います！ 企業ブースではsansan株式会社のEightが印象的で、個人端末に入れて帰宅後からたくさんの繋がりが出てきてびっくりしました。今まで絶ってしまった繋がりを考えるともっと早く入れたらよかったと新しい体験に触れられました。
iOSDC2023を振り返って
今までカンファレンスはオンライン参加が多かったのですが、現地のブースで直接お話して新しい観点やビジネス視点を得ることは、自身の視野を広げるのに大きく役立ったと思います。 コロナ禍でオンラインが主体の世の中ですが、是非iOSDCのような大規模なカンファレンスに参加してたくさんの知識やエネルギーを現地で感じてみてください！ また来年もフェンリルのブースで皆さんとお話し出来ることを楽しみにしています！
