JAWS DAYS 2022 の参加記録 (京都サテライト会場)

こんにちは! GIMLEチームの太田です。

以前に当ブログの JAWS DAYS 2022 - Satellitesにセッションサポーターとして参加します の記事で触れていましたが、フェンリルでは、JAWS DAYS 2022にて京都支社を京都サテライト会場として提供しておりました。

私は京都サテライト会場で参加していたので、会場の様子など紹介できればと思います!

会場の様子

入口の近くにイベントサポーターからのノベルティを設置。
たくさんあったので、入って左側のローテーブルにもぎっしり敷き詰めました。
(フェンリルのTシャツもここに!)

一番人気はJAWS DAYSのタンブラーで、イベントが終わる頃にはほぼ無くなっていたと思います。

入口のイベント案内
入口のイベント案内

ローテーブルに敷き詰めたノベルティ
ローテーブルに敷き詰めたノベルティ

一番人気だったタンブラー(画像左)
一番人気だったタンブラー(画像左)

視聴環境としては、2トラックでセッションを中継する環境を用意して、

  • メインのスクリーンの方はTrack A(基調講演・事例)
  • 会議室の大型モニターでは参加者の希望に合わせてTrackを切り替え

という形でセッションが見られるようになっていました。

メインスクリーンでのセッション中継
メインスクリーンでのセッション中継

参加者は十数名ぐらいで、各自思い思いにセッションを楽しんでいました。
(Twitterから飛び入りで参加していただいた方もいました!)

気になったセッション紹介

ここでは私が気になったセッションと、その感想を書こうと思います。

AIの専門家がオススメするデータレイクとパイプラインの定石

AI x IoTなシステムにおける、データの収集〜変換〜サンプリング〜分析までのパイプラインおよびデータレイクについての定石を一通り学べるセッション。
ここ最近業務で機械学習に取り組み始めていることもあり、興味深く聞いていました。

始めやすく、育てていきやすいアーキテクチャということで、S3・Athena・Batchを使用したシンプルなシステムを用いて説明されており、AWSでは機械学習にSagemakerしか使ったことがなかった私にも理解がしやすかったです。
改めて見直してみて、さらに理解を深めていきたいセッションでした。

AWSクイズ大会

AWSの亀田さんによる、少し読むのが恥ずかしい詩を使ったクイズ大会。
プレイベント でサンプル問題を見ていたのですが、個人的にはかなり難しく感じました。

サービスとしてはそこまでニッチな解答はなかった印象ですが、やはり問題に現れる比喩表現が難しく、全然解答が思いつきませんでした……

解答は、Twitterでハッシュタグをつけてツイートする形式。
後半になると、みなさん慣れてきたのか正解が出るのが早く、すごいなぁと感心しておりました。

実データで異常検知できる「Random Cut Forest」ハイパーパラメーター設定の実際

異常検知に使用できる機械学習アルゴリズム、Random Cut Forest(RCF)についてのセッション。
実データの分析を起点に、機械学習につきものであるハイパーパラメータを調整していく様子を、デモを交えて楽しく紹介されていました。

RCFで使えるデータの特徴や、各ハイパーパラメータの特徴、実際の調整方法・手順などきめ細かく解説されており、デモも相まってかなりわかりやすかったです。
ローカル環境で挙動の確認ができるPythonのライブラリも紹介されていて、RCFの実践のイメージも湧きやすかったと思います。

その他

上記以外で印象に残っているのが、サテライト会場に設置していたカメラを使って順繰りに各会場の様子を中継していく 会場紹介 & 支部紹介 のコーナー。
各会場ごとに違った反応と雰囲気が見られ、オンラインとオフラインのハイブリッド開催ならではの楽しさを感じました!
こちらは現地での実際の人の動きと中継画像にだいぶラグがあり、思いがけず先読み能力が問われる企画となりました(=^▽^=)
また、「京都のキーパーソンは、京都で積極的にAWS活用している会社の方」ということで会場情報と共にフェンリルにも触れていただいており、サポーターとして参加して良かったなぁと思った次第です。

懇親会

終了後は、近くのビルの地下にある英国風PUBに移動して、懇親会が開始。
6〜7人くらいでテーブルを囲み、じっくりお酒とお話を楽しみました。

re:Inventの日程が近くなってきたこともあり、海外での過ごし方についての話題が多かったのが印象に残っています。
京都に集まった皆様は海外への渡航経験が豊富な方が多くて、ほぼほぼ海外経験のない私にとっては大変興味深いお話が聞けました。

おわりに

今回は、今後業務でも取り組んでいくAI・機械学習系のセッションを中心に、どのトラックも満遍なく選んで視聴してみました。
ハイブリッド開催のオフライン側ということで、一緒に京都で参加した方とはより深い交流もできて、多くのものを得ることができたと感じています。

改めて、イベントを開催・運営していただいた皆様、そして京都サテライト会場で参加していただいた皆様、ありがとうございました!


JAWS DAYS 2022の本編は終わってしまいましたが、運営に携わった方々のアウトプットの場として、JAWS DAYS 2022 ふりかえり re:Cheers というイベントが 11/4(金)の夜に開催されるそうです。
舞台裏のお話もたくさん聞けるかと思いますので、参加してイベントの余韻を楽しんでみるのはいかがでしょうか。