こんにちは。バックエンド/インフラ担当のパクです。2023年10月7日に開催されたJAWS FESTA 2023 in Kyushu(以下、JAWS FESTA)にアンバサダーとして参加してきました。この記事では、当日の様子やセッション内容についてご紹介します。
JAWS FESTA 2023 in Kyushuとは
JAWS FESTAは、日本全国に70以上の支部を持つAWSのユーザーグループ、JAWS-UG(AWS Users Group – Japan)によって主催される、全国規模のAWSユーザーの交流イベントです。このイベントは、JAWS-UGメンバーが中心となってイベントの企画、準備を行い、最新技術からビジネス、ライフスタイルなど、AWSに関わる幅広いテーマの様々なセッションを開催します。
JAWS-UG(AWS User Group – Japan)
日本全国に70以上の支部を持つ Amazon Web Services(以下AWS)のユーザーグループです。 全国の各支部では、AWSに関する技術交流や人材交流が毎週のように行われ、AWSユーザーの技術力向上およびビジネスの拡大に寄与しています。
開催当日のスケジュール
JAWS FESTA当日のタイムテーブルは以下のとおりです。
時間 | 内容 |
---|---|
9:30 - 10:00 | 受付/ブース準備 |
10:00 - 10:10 | キックオフ |
10:40 - 11:10 | オープニング |
11:10 - 17:10 | イベント開催 |
17:10 - 17:40 | 閉会式 |
17:40 - 18:20 | 撤収 |
18:20 - | 移動 |
アンバサダーとしての活動
当日、アンバサダーには、サポーターブースエリアでスタッフのサポートや参加者の方々とのコミュニケーションが求められました。私は、その中でもできる限り多くの参加者とコミュニケーションを取り、フェンリルと私自身について覚えてもらえるよう努力しました。
私が参加者にお話しかける際、特に話題にしていたのはノベルティとして用意してきた「ソース」でした。
ノベルティ「ソース」について紹介した記事はこちら
運営スタッフさんから「フェンリルのソースがもっとも人気でした!」と言われるほど、フェンリルのソースは多くの参加者にインパクトを与えたと思います。
ブースに寄っていただいた方々にソースを配りながらフェンリルについて紹介することで、フェンリルについて覚えてもらえるという目標を達成できたと思います。
また、私個人としても、AWS AmbassadorさんやAWS Top Engineerさんなど、プロの方々との貴重な交流機会を持ちました。これにより、エンジニアとしてのネットワークを拡大できたと考えています。
セッション紹介
私が特に面白く、かつ有益だと感じたセッションについてご紹介します。
アプリケーションログ、どう出力する?どう調査する?
このセッションは、フェンリルの森井が登壇し、アプリケーションログの出力と調査における改善策や設計上の判断ポイントについて発表したセッションです。
私がアプリケーションの不具合の原因を調べるためにAWS上で行ったログ調査に関する経験が実例として紹介されたこともあって、非常に興味深かったセッションでした。
セッションでは、アプリケーションのObservability(オブザーバビリティ、可観測性)を向上させるための改善策が紹介されました。発表内容のポイントは以下のとおりです。
- ログレベルの適切な設計
- イベントログのJSON形式での構造化
- 構造化イベントログにトレース情報(例:ALBのX-Amzn-Trace-Id)を追加して各サービスのログを紐付ける
- ユースケースに合ったログ保存・調査サービスの選択
セッションの詳細な内容はこちらの記事でご確認いただけます。
The Right Tools for The Right Job 時はベンダー戦国時代!AWSと相性が良いのは誰だ?!
サードパーティのサービスやツールを組み合わせて、提供者や開発者、利用者がより効果的、あるいは効率よくなるようなアーキテクトを紹介するセッションです。
このセッションで紹介されたサービスの中で、特に使ってみたいと思ったのはSnykのレポート機能でした。
CVE番号を用いた検索ができて自動で修正PRを作成してくれるSnykのレポート機能を利用すれば、私が担当しているアプリケーションのメンテナンスレポート作成業務をより効率的に遂行できると考えました。
おわりに
4年ぶりにオフラインで開催されたJAWS FESTAに参加できて、通常はお会いできない九州や他の地域のエンジニアと交流できたことは非常に貴重な経験でした。
今後も、積極的にJAWS FESTAやその他のイベントに参加し、AWSの知識を深めながらAWSユーザーの方々と交流していきたいと思います!