こんにちは! GIMLE チームの太田です。
私、11/28(月)〜12/2(金)でラスベガスにて開催される、AWS のカンファレンス、re:Invent に参加中です。
AWSは普段から業務で使用していますが、海外に行くのはほぼ初めてで、正直不安だらけ……
そんなエンジニアがre:Inventに参加してどんな感じで過ごしていたのか、1日ごとに、現地での経験・過ごし方や参加したセッションなどを記録していこうと思います。
まだre:Inventに行っていない方には、将来参加する時のスケジュール・動き方の参考に、既に行ったことがある方は、「こんな時もあったなぁ」と生暖かく見守っていただければ幸いです。
今日は 11/28(月)、1日目です。
それでは、早速いきます!
- 今回出てくるre:Invent用語
- 8:30〜 まずは日曜日にできなかったBadge PickupとSWAG受け取りへ
- 10:00〜 Integrating optimization into your cloud journey
- 11:30〜 お昼ごはん
- 14:00〜 場所移動
- 15:15〜 Building a multi-Region serverless application with AWS AppSync
- 19:30〜 Monday Night Live with Peter DeSantis
- 21:30〜 夜ごはん
今回出てくるre:Invent用語
- Events アプリ
- re:Inventのスケジュール管理や、イベント情報の入手などができるスマホアプリ。セッションの情報は、開催中にリアルタイムで更新される
- Badge Pickupの際のQRコードも出力できる
- Badge Pickup
- Badge(カード型のイベント参加証みたいなもの)受け取りのこと。re:Inventのサイトで登録したプロフィールからQRコードを出力、パスポートと一緒に提示すると受け取れる。
- SWAG
- パーカーやピンバッジ、各所に設置してあるウォーターサーバから水を汲んでおくのに使えるボトルなど。記念品
- セッション形態
- Breakout Session
- スピーカーの発表を聴講する形式のセッション。発表後はQ&Aのコーナーがある時もある
- Keynote
- AWSのExecutiveやVice President、ゲスト登壇者(Customer speaker)の人たちが発表する、基調講演
- 毎年新サービスが数多く発表される
- Breakout Session
- Overflow Session(Content Hub)
- 各会場にあるContent Hubという場所が設けられており、ここでセッションの様子が中継されている
- 予約できなかったセッションも、ここに座ることができれば、見られる
※現地の地図は、こちら の "Map" から確認できます。横で一緒に開きながら読んでいただくと、行動の道筋がわかりやすくなるかと思います
8:30〜 まずは日曜日にできなかったBadge PickupとSWAG受け取りへ
11/27(日)から Badge Pickupなどが可能なのですが、ホテルの部屋にパスポートを忘れるというやらかしをしてしまい、日曜日は結局できず……
ということで、まずはBadge PickupとSWAGの受け取りに向かいます。
場所は、Venetianの2階、奥の方です。
Events アプリでQRコードを出力し、パスポートを見せてなんとかBadgeを入手。
SWAGのパーカーはMediumサイズを選びました。(ちょっと小さかったかも……)
これから酷使するボトルも手に入れて、準備完了。
最初のセッションに向かいます。
10:00〜 Integrating optimization into your cloud journey
- セッション形態 : Breakout Session
- 聞いた場所 : Venetian 2階 Content Hub Yellow Screen
「継続的・自動的にコストパフォーマンスを最適化する」という目標に辿り着くための方法について、その方法の全体像やGranulate社のサービスのデモ、事例紹介を交えて解説しているセッションです。
予約が取れなかったため、Overflow Sessionの方で聴講していました。
「継続して改善する」ことは、分野に限らず大切なことですね。
"Key Takeaways" という形で、セッションから今後に活かせる学びポイントを示してくれているのも、良いところだと思いました。
現状を把握して、コストとパフォーマンスの最適なバランスが取れる場所、「Sweet Spot」を探していくのが、最適化の第一歩ということ。
日頃よく口にする "コスパ" について理解が深められたセッションだったと思います。
11:30〜 お昼ごはん
お昼ご飯は各会場で 11:00〜13:00の間に提供されています。
1日目は、Venetianで昼食。
とりあえず全部お皿に盛り付けてみました。
独特の味がして、不思議な感じでしたが、おいしかったです!!
あと、カレーはどこで食べても安定の味だなぁとしみじみ感じました。
14:00〜 場所移動
ラスベガスはホテル間の距離が長く、ホテル自体も巨大なので、場所移動にすごく時間がかかります。
それこそ、徒歩20分とか当然のようにかかります(^-^;
会場間を結ぶシャトルバスが定期的に運行されており、こちらが会場間のメインの移動手段となります。
次は別の会場で開催されるセッションを見るべく、シャトルバスに乗り込んで移動です!
15:15〜 Building a multi-Region serverless application with AWS AppSync
- セッション形態 : Breakout Session
- 聞いた場所 : MGM Grand 1階 Content Hub Blue Screen
GraphQLサーバのマネージドサービスである、AppSyncと、CloudFront・Route53・Lambda@Edgeを組み合わせて、マルチリージョンでGraphQL APIを構築するアーキテクチャを中心にしたセッションでした。
GraphQLとAppSyncの概要から始まって、マルチリージョンでGraphQL APIを構築する動機や、Route 53 Application Recovery Controllerを用いたマルチリージョンフェイルオーバー時のシナリオ、またそのアーキテクチャのデモまで交えた、かなり濃い内容となっていました。
CDKのソースコードが入ったGitHubリポジトリ も紹介されていたので、また詳細を見てみるつもりです。
また、Route 53 Application Recovery Controllerについては初めて知ったので、こちらもユースケースなど含めて見直してみようと思います。
あと、こちらのセッションでも "Key takeaways"の記載があり、いいなぁと感じたので、次に発表の機会があれば真似してみようと思いました。
19:30〜 Monday Night Live with Peter DeSantis
- セッション形態 : Keynote
- 聞いた場所 : Venetian 2階 Ballroom F
主に、AWSのハードウェア・インフラ・ネットワーク・コンピュートについての新サービスが発表されると噂のMonday Night Live。
Keynoteオープニングの目を見張る演出は、いいですねぇ!
セッションが始まる前からライブもやっていて、盛り上がっていました。
新たに発表されたサービスとしては……
- Nitro v5
- Graviton 3E
- 新しいインスタンスタイプ
- EBS io2 on SRD(こちらはComming Soonとなっていました)
- ENA Express
- Lambda SnapStart
がありました。主にEC2周りのハードウェア・インフラ部分の更新がメインの印象です。
ゲスト登壇者は、レーシングチーム、Scuderia Ferrariに所属するパフォーマンスエンジニアの方。
レースに関わる大量のデータを用いて、SageMakerで機械学習を実施しているとのことでした。
Lambda SnapStartで「Cold Startのレイテンシーが90%減」との発表があった際には、会場も大きく盛り上がっていましたね。
最近はコンテナやサーバレスを使用する機会が多く、EC2を立てる機会が少ないため、仮想マシンを動かす技術の周辺までは意識が届いていなかったのですが、EC2やLambdaが動く基盤となるAWSのインフラも、着実に進化し続けているなぁと感じました。
21:30〜 夜ごはん
会場によっては、夕方ごろにお菓子・お酒などが振舞われているところがあって、そこで少し飲食していたため、今日の夜ごはんは少なめに……
しようと思ったのですが、やっぱり何か食べたくなり、ベーコンチーズハンバーガーを食べました。
(写真を撮ったのですが、一口齧った後で気づいて撮影してしまい、見た目がよろしくないため、割愛)
1日目の様子は以上となります。
金曜日には帰路につくため、残りはあと3日。
引き続き、初めての経験尽くしを楽しみつつ、インプットとアウトプットしていこうと思います!