re:Invent 2022 〜 Day 3 〜

インフラ担当の柴田です。

11/30 (Wed)です。今日はビルダーズセッションの様子とJapan Ambassador Dinnerをご紹介します。

Hands-on observability-driven development

Hands-on observability-driven developmentというビルダーズセッションに参加しました。 ビルダーズセッションは、10名程度が1つのテーブルに集まりハンズオンを行う形式で、最初にテーブルを担当するソリューションアーキテクト (SA) から簡単な解説がありました。

最初の説明スライドの中で、印象に残ったのが以下のスライドです。

ObservabilityとMonitoringについての説明

Observability and Monitoring

Monitoring tells you if the system is working.

Observability tells you how it working or why it is NOT working.

Observabilityが監視と何が違うのか?をわかりやすく説明しているなと思います。

Workshopは以下の図の構成で、簡単なAPIが用意されており、1〜2行のコード変更とLambda関数の設定変更でX-rayを使ったObservablityを導入するというものでした。

2種類のLambda関数で構成されたシンプルなAPIが題材でした

ビルダーズセッションはワークショップセッションと比べて時間が短いため、ピンポイントで必要なところだけ実施するようで、やや物足りなさはあるものの分かりやすくて良かったです。 また、SAの方がこまめに受講者の間をまわって話しかけてくれるのも人数が少ないビルダーズセッションならではかなと思いました(個人的には分からないときには話しかけるので、ほっておいて欲しいタイプですが)。

良くなかった点としては、最初の説明の時に隣のグループのSAの声が大きく、私のグループのSAの声は控えめだったので説明が少し聞き取りづらかった点です。実はビルダーズセッションは大きな会場にいくつかのテーブルが用意されていました。テーブル間は割と離れているのですが、壁はないため声が大きいと聞こえてきてしまいます。

Japan Ambassador Dinner

夜は、日本のAmbassadorやAWS Japanさんとおいしいステーキを食べながらの交流会。re:Inventの話題の他にも、各組織の取り組みや苦労など色々な話でもりあがりました。

参加者の皆さんとの記念撮影

例えば、今年は新発表サービスのワークショップが無くてつまらないという話をしたところ、既存のワークショップに新サービスの情報が反映されていると教えて貰えました。

組織の話だと例えば、一定数のAWS認定資格の保有者は維持したいというのは各社さん共通のようで、フェンリルでは最近はバウチャーを用意して希望者は無料で受験できるようにしています。AWS認定の受験料は高額なため、そのようなバウチャーを用意していない会社さんでは、合格時に受験料を経費精算できるような仕組みはあってもなかなか受験しようと声をかけづらいといった話がありました。

おわりに

明日はいよいよ最終日*1です。明日はre:Playというパーティがあるので楽しみです。2018年にre:Inventに参加したときは疲れ果てて、re:Playには参加できなかったので、今年こそは絶対に行きます。

*1:re:Invet自体は金曜日までありますが、私は金曜早朝に帰国予定のため明日が最終日です